麻雀をやっていると、いろんな中国語が出てきますよね。
そして麻雀牌にも一つ一つにきちんと名前がついています。
ですがあなたも「これって何ていう牌だっけ?」と思ったことはありませんか?
麻雀牌の名称はたくさんあるのですが、すべて大事な牌なので覚えておくことが大事なんですね。
そこでここでは、麻雀牌の名称をまとめてみました。
こちらは約8分の解説動画となっています。↓↓↓
まず136枚の麻雀牌についてですが、大きく分けて4つの牌があります。
まずは、「マンズ」ですね。「ワンズ」ともいいます。
マンズの牌
これは「萬子」と書きますね。
「萬」という字は難しい字ですが、女優の萬田久子さんに使われている字ですね。
麻雀牌の中で漢数字が使われているところが特徴です。
そしてピンズ(筒子)があります。
ピンズの牌
丸い球のような模様の牌ですね。
ピンズはこの球の個数が数を表していますね。
そしてソーズ(索子)があります。
ソーズの牌
ソーズは棒のような細長いものの個数で数を表します。
ソーズは竹を表していますが、ちなみにソーズの1には鳥が描かれています。
そして字牌(じはい・ツーパイ)があります。
字牌の牌
字牌には、東(トン)、南(ナン)、西(シャー)、北(ペー)、白(ハク)、發(ハツ)、中(チュン)の7種類があります。
字牌には漢字が書かれていますが、白という牌は何も書かれていない真っ白な牌ですね。
麻雀で数字を表すときは中国語を用います。
なので数字は、1(イー)、2(リャン)、3(サン)、4(スー)、5(ウー)、6(ロー)、7(チー)、8(パー)、9(キュー・チュー)と呼びます。
ですから萬子の1のことを「イーワン、イーマン」、ピンズの2を「リャンピン」、ソーズの3を「サンソー」などといっていますね。
そして麻雀ではスジというものがあって、1-4、2-5、3-6、4-7、5-8、6-9などの牌を組み合わせて呼ぶ場合があります。
また3つの牌によるスジは、1-4-7(イースーチー)、2-5-8(リャンウーパー)、3-6-9(サブローキュー)などといいます。
また1~9までの牌のうち、1と9を老頭牌(ろうとうはい)、2~8の牌を中張牌(チュンチャンパイ)といいます。
そして1と9の牌と字牌を合わせて、一九字牌といったり、ヤオチュー牌といったりします。
麻雀牌は136枚あるといったのですが、実は麻雀牌はほかにもあります。
麻雀牌を持ってる人は気づいたと思いますが、麻雀牌には5萬や5ピンが赤くなった牌などがあるんです。
このような赤い牌は、赤ドラといって通常の5萬や5ピンと入れ替えて使います。
これらの赤ドラはそれ自体がドラとなっていて、あがったら翻数が加算されます。
また麻雀牌はこの他にも、「春」「夏」「秋」「冬」と書かれた牌もあります。
これらの牌は「花牌(はなはい)」と呼ばれています。
この花牌というのは「抜きドラ」といって、持っている人はそれを抜いて牌をツモることができます。
そしてその抜いた牌というのは、それだけで1翻がつくドラになるという仕組みになっています。
この花牌は、実戦の麻雀ではあまり見られませんが、赤ドラの方はしばしば見られるので覚えておくといいと思います。
これらの赤ドラや花牌を使った麻雀ではドラがたくさんあるので、あがったときの点数が大きくなりやすいのですね。
ですので点数の変動の大きい麻雀をやりたい方に合っているやり方だと思います。
麻雀は夏でも冬でもいつやっても楽しいですよね。
ですが世の中には「麻雀の日」という日があったのを知っていますか?
記念日で検索すればすぐにわかりますが、その麻雀の日というのは何月何日だと思いますか?
実は、8月1日が麻雀の日となっています。
8月1日は「パイ」と読めますからね。
8月1日というと夏の一番暑いころですが、エアコンをつけた涼しい部屋で麻雀を楽しみたいですね。
また余談ですが、麻雀では、「トマト」とか「きつつき」といったりするのですが、何のことだかわかりますか?
これは捨て牌の並び方を表しています。
例えば捨て牌が、東、西、東と並んだら「トマト」、東、西、西、東と並んだら「きつつき」になります。
なので捨て牌の並び方によっては、「かたたたき」とか「ココナッツ」となることもあります。
「かたたたき」は、東、南、南、南、西などで、「ココナッツ」は、東、東、南、西、西などですね。
ほかにも、「しんぶんし」とか「たいやきやいた」などがありますが、どんな捨て牌になるのかあなたも考えてみてくださいね。
ここでは、麻雀牌の呼び方や雑学についてまとめてみました。
麻雀牌の呼び方や名称は基本的なことなので、覚えておきましょうね。
また麻雀の雑学は話のネタになると思いますので、麻雀仲間が集まったときに話してみてくださいね!