麻雀を始めたばかりだと、覚えなければならない役やルールがたくさんあって、なかなか実戦でやることができないと思います。
知ってる人に聞こうとしても、何から聞けばいいのかも分からない状態かもしれませんね。
「麻雀はやっているうちに覚えろ」といわれることもあるんですよね。
確かに実践を重ねることで身につくことはありますが、麻雀のド素人が上級者に交じって麻雀をやったところで、結局何もできずにあたふたしてしまって、周りから白い目で見られるだけなんですよね。
そのような麻雀のあがり方がわからない初心者のために、ここではおすすめのあがり方や役の作り方を解説したいと思います。
麻雀は4つのメンツと2枚の雀頭をつくるのが基本です。
メンツは345とか777といった3枚の牌でつくる形で、数が連続する形をシュンツ、同じ3枚の牌をコーツといいます。
例えば345だったら、シュンツとなって、777だったらコーツになるわけですね。
ただしこのシュンツやコーツというのは、同じ種類の牌でなければなりません。
つまり345の場合だったら、すべてマンズの345だったりピンズの567でないといけないのです。
またコーツも同様で、ソーズの777とかマンズの999などになるんですね。
そして字牌の場合は、シュンツというものはなくて、すべて同じ字牌3枚のコーツになります。
またシュンツでは、912とか891のようなつながりはないので気をつけましょう。
そしてこのシュンツやコーツのことをメンツといっています。
そして雀頭は、なんでもいいから同じ牌を2枚作ったもののことをいいます。
なので麻雀のあがりというのは、12枚(3枚×4メンツ)+雀頭(2枚)の14枚であがりの形となります。
麻雀は役を作らないとあがれないゲームですが、役はたくさんあるので初心者が最初からそれらの役を作ることは、少し無理がありますよね。
そこで、覚える役を絞ってみるといいと思います。
初心者に一番のおすすめの役は、「リーチ」です。
リーチは、とにかく4つのメンツと雀頭を作ればできる役になります。
リーチという役の作り方は、まず配牌が始まった最初からずっと鳴かない(ポンやチーをしない)ことがポイントです。
もし鳴いてしまったら、このリーチという役はできなくなります。
そして1つ1つメンツを作っていきます。
それであと1つであがりの形(その状態のことを「テンパイ」という)になったら、はっきりと「リーチ!」と言ってください。
このようにリーチを宣言することで、あなたは最後のあがり牌を誰かが出したら「ロン」といって、あがることができるのです。
もし自分があがり牌を掴んだら、「ツモ」といって、あがることができるのです。
このようにリーチをかけたら、あがりの牌を相手からロンすることができるのですね。
リーチをかけないと、仮にテンパイしていても、相手からはロンできない場合があります。
ですから、テンパイ → 「リーチ!」と言う → 相手からもロンできる となるわけですね。
麻雀では「鳴く」という行為があります。
具体的には「ポン」や「チー」をすることを「鳴く」といいます。
鳴くと、相手の牌をもらって自分のものにすることができるのです。
これは、鳴くことによって自分の牌2枚と相手からもらう1牌を加えて、メンツを作ることができるということです。
ただし、鳴くことができる役は決まっているため、なんでもかんでも鳴いてあがれるというわけではありません。
つまり鳴くと、あがれる役が限定されるというわけです。
なので役がまだ頭に入っていないうちは、鳴かないで自力でメンツを揃えるようにしていくといいと思います。
では実際に麻雀の役の作り方の基本を解説したいと思います。
まずは麻雀は配牌から始まります。
そこで初心者はまず、手元に牌が揃ったら、すばやく理牌(リーハイ)しましょう。
理牌とは、牌を種類ごとに分けて見やすく並べ替えることをいいます。
手元の牌をマンズ、ピンズ、ソーズ、字牌ごとに分けて、数字の順番を見やすく並べましょう。
理牌をすることで、どんな牌があってどんな牌が足りないのかがわかるようになります。
そして役作りが始まります。
最初のうちはどれがいらない牌なのかよくわからないかもしれませんが、一般に、一九字牌から捨てていくのが基本です。
それは、麻雀牌は1や9の数の牌というのはシュンツがつくりにくいからです。
麻雀で最も速くあがるには、一九字牌から捨てていくのが一番効率がいいんですね。
そして、まだ初心者ですから相手のロンは気にせずに、どんどん自分の役を作っていくといいと思います。
まずは一度あがってみて、麻雀の楽しさを感じてみてくださいね。
ここでは、麻雀でまだあがり方の知らない初心者におすすめの役と作り方を解説しました。
初心者のうちは、たくさんの役を一気に覚えるより、ひとつの役に絞って、それをひたすら作っていく方があがりやすいと思います。
ゲームにはビギナーズラックという言葉がありますので、初心者でも勝つ可能性は十分にあると思いますよ!