麻雀ではなるべくなら高い役をあがりたいですよね。
麻雀の役というのはいろんな役の複合が考えられるので、点数を上げる方法もたくさんあるんですね。
そして麻雀では1翻の違いが勝敗を分けることが多々あります。
ですのでここでは、麻雀の初心者でも点数を高くする方法を解説したいと思います。
麻雀の役作りにおいては、シュンツのメンツが必要になる場合がありますよね。
シュンツとは123とか567などのように連続する数でつくる3牌のことですよ。
とりわけメンタンピンを狙う場合には欠かせないものですよね。
特にタンヤオの役は2~8の牌しか使えないわけで、1個でも1や9の牌があったらタンヤオの役はつかなくなります。
それで麻雀の初心者に多いのですが、ほかのメンツは2~8の牌でできているのに、たった1つのシュンツだけ789となっていることがあるんですね。
この789の中の9という牌1個だけのせいでタンヤオがついていないのです。
これはとてももったいないことです。
なので789というシュンツの9の牌を6と入れ替えて、678というシュンツにしておくと、タンヤオの役が付くんですね。
これと同様に、123というシュンツも、1の牌と4の牌を入れ替えて、234というシュンツにすることが大事なのです。
ですからタンヤオ絡みの役を狙っていく時は、4をツモってきたら123のシュンツの1の牌と入れ替えておき、あがり役を構成する牌を2~8の牌に集めていくことが大事なんですね。
また、この牌の入れ替えはサンショクの役にもいえることです。
サンショクは、マンズの345、ピンズの345、ソーズの345と同じシュンツを揃える役ですが、このうち一つだけ、例えばソーズだけが456となる場合があります。
このときはソーズの456の牌のうち6という牌が3になれば、サンショクの役がつくんですね。
つまり6と3の牌を入れ替えただけで、2翻も違ってくるということです。
これは大きな違いですね。
ですからサンショクの役は、早い段階からマンズ、ピンズ、ソーズのシュンツを揃えていくことが大事なんですね。
簡単に1翻がつく役の代名詞となっているのが、「海底(ハイテイ)」と「河底(ホーテイ)」です。
ハイテイとホーテイはどちらも、麻雀牌の最後の牌であがることですね。
ハイテイは最後の牌でツモあがり、ホーテイは最後の捨て牌でロンあがりするものですね。
どちらの役も1翻の役となります。
ハイテイやホーテイの役は特別に何かをする必要はなく、そこであがり牌が出れば、労せずに1翻のプラスとなるわけですね。
ですからテンパイしていたら最後の最後まで虎視眈々と狙い続けて、最後の牌のあがりを期待しましょう。
ハイテイやホーテイであがって逆転することができたら、めちゃくちゃ気持ちが良いですからね!
ほかに1翻アップが狙える役に「一発(イッパツ)」という役があります。
この「一発」という役は「リーチ」限定の役なのですが、これはリーチを宣言したその1巡目にあがることができた場合につく役です。
この一発もハイテイと同じように、リーチを宣言すること以外は特に何もすることはなく、その1巡以内にあがり牌が出れば、1翻のプラスとなるわけですね。
ですからリーチをかけたら、その直後から誰がどんな牌を出すのか目を凝らして、あがり牌を見逃してはダメですよ!
リーチという役には「一発」の役が付くと説明しましたが、不便な点もあります。
それは、リーチをかけたら、それ以降は手を変えられなくなるということです。
タンヤオまであと少し、サンショクまでもう一歩、という場合でもそれ以上役を作り変えることはできないのですね。
ですから私もリーチした後で、サンショクやタンヤオ、イーペーコーなどができていたことがよくあります。
ですから確かにリーチには一発がつくメリットはあるのですが、その後の手役の変化ができないことを考えると、一概にリーチしたほうがいい、しないほうがいいとはいえないのです。
なのでリーチは、その時々の状況に応じてやるようにしていく必要があるということですね。
麻雀では翻の数によって点数が変わります。
一般に満貫以下の場合、翻1つにつき、点数は2倍となります。
例えば、1翻で1,000点、2翻で2,000点、3翻で3,900点、4翻で7,700点と、翻数が増えるにつれて、点数はほぼ2倍になっていきますよね。
ですから翻が1つ違えば点数は2倍に、2つで4倍に、3つ違えば8倍になるというわけなんです。
麻雀の点数は翻と符の数で決まりますが、翻が1つ違うだけでもあがりの点数が大きく異なる場合があるのですね。
翻が大きくなると点数も大きくなることはわかっていても、実際に点数を見てみると、こんなに大きな違いがあったなんて驚きですよね!
ですから、たった1翻であってもそれが勝敗をわけることがあるのですね。
ここでは、麻雀の点数を少しでも高くする方法をまとめてみました。
麻雀は100点でも多く点数を取った人が勝つゲームですので、たった1翻でも勝ちにつながることがあります。
ですので小さな役でも見逃さないでくださいね!