麻雀であがるためにはメンツを揃えなくてはなりません。
メンツの揃え方にはコツがあって、効率よく揃えないと時間がかかってしまい、ほかの人に先にあがられてしまいます。
ですから麻雀ではメンツをいち早く作ることが大事なんですね。
そのメンツですが、そのメンツを作るためには「ターツ」を作ることが大事になります。
「ターツ」という言葉は聞いたことがありますか?
ターツはメンツになるひとつ前の段階のことなのですが、「ターツ」という言葉自体は初めて聞く人もいると思います。
ですが、聞いたことがない人でも実際の麻雀では何度も使っているものなので、まったく知らないことはないと思います。
そこでここでは、「ターツ」の意味や使い方などを解説したいと思います。
こちらは約11分の解説動画となっています。↓↓↓
ターツとは、あと1枚でシュンツになる組み合わせのことをいいます。
シュンツというのはメンツのひとつですが、連続する3つの数牌のことですね。
シュンツには、
ですからあと1枚でこれになる組み合わせの、
どのターツもあと1枚でシュンツができる形になっていますよね。
また、ターツにはそれぞれ名前が付いています。
まずは、2つの牌でシュンツを作れる「リャンメンターツ」が、
そして、12や89で作る
さらに、
このようにターツには、リャンメンターツ、ペンチャンターツ、カンチャンターツの3種類があるんですね。
ちなみに、これらのターツが最後の待ち牌になった時は、リャンメンターツはリャンメン待ちに、ペンチャンターツはペンチャン待ちに、カンチャンターツはカンチャン待ちになります。
ターツとよく似た言葉に、「トイツ」という言葉があります。
トイツとは、ターツとは違ってまったく同じ種類の2枚の牌のことをいいます。
具体的には、
ターツはあと1枚でシュンツになる2枚組でしたが、トイツはあと1枚同じ牌が来れば「コーツ」になります。
コーツとは、
またこのトイツというのは、コーツ以外にも役の雀頭として使うこともできます。
麻雀の役には必ず雀頭が必要になりますので、トイツは役作りには欠かせないものの一つなんですね。
ですからターツとトイツは言葉は似ていますが、まったく別の言葉だということに注意しましょう。
先ほどターツには、リャンメンターツ、ペンチャンターツ、カンチャンターツの3種類があるといいました。
リャンメンターツ
ペンチャンターツ
カンチャンターツ
ではこの中で、もっともメンツを作りやすいのはどれだかわかりますか?
メンツの作りやすさをみてみると、ペンチャンターツでは1種類の牌、カンチャンターツでも1種類の牌、そしてリャンメンターツでは2種類の牌でメンツを作ることができますね。
ですから、リャンメンターツがもっともメンツを作りやすくなります。
具体的には、ペンチャンターツの
そしてカンチャンターツの
さらにリャンメンターツの
このようにリャンメンターツは、ペンチャンターツやカンチャンターツよりも2倍もメンツが作りやすいことになるんですね。
先述したように、ターツの中ではリャンメンターツがもっともメンツを作りやすくなっています。
ですから、ペンチャンターツやカンチャンターツは、ツモってくる牌を使ってリャンメンターツに変えていくことが効率よくシュンツを作るコツになります。
具体的には、カンチャンターツ
またペンチャンターツ
そうすると、
このように、カンチャンターツはリャンメンターツにすること、そしてペンチャンターツは一度カンチャンターツにしてからリャンメンターツにすることが効率の良いメンツ作りになります。
このようなメンツ作りは、あがりの形を作るスピードに関係しているので、役を作る上でとても大事なことです。
なので、このように効率よくターツからシュンツを作る方法を覚えておくようにしましょう。
ここでは、ターツについて解説しました。
<ターツについて>
・「ターツ」とは
・「ターツ」と「トイツ」の言葉
・それぞれのターツの待ち牌
・ターツを効率よくシュンツにするコツ
ターツはシュンツを作る上でかかせないものなので、ここで紹介した効率の良い作り方を使って素早くあがり役を作ってくださいね!