麻雀をやっていると、本当にいろんなことが起こるんですよね。
特に麻雀を覚えたての頃は、いろんなミスをして他人に迷惑をかけることもありますよね。
私も牌が多くなってしまった経験もありますし、間違えてロンをしたこともあります。
なぜが牌が2つくらい多くなっていた時もあったんですよね。
鳴いているのに牌が減らない、みたいな感じですね。
ところで、このような場合は麻雀ではちゃんとしたルールがあるのを知っていましたか?
そこでここでは、よく麻雀でありがちなミスと、それをした時のルールについてまとめてみたいと思います。
対局の途中で、牌の数が合わなくなることはありませんでしたか?
よく初心者には多いと思うのですが、牌が多くなることを「多牌(ターハイ)」、少なくなることを「少牌(ショウハイ)」といいます。
ですがいつ間違えたのかは、はっきりとはわからないのですよね。
それで、こんな時に起きやすいというのをまとめてみました。
まず多いのが、配牌のときです。
配牌では4つずつ取っていって、親のチョンチョンの後に子が1つずつ取りますよね。
その牌を取り忘れると少牌になり、余計にとってしまうと多牌となります。
麻雀の配牌にまだ慣れていないと、こうした最初の手順を誤りやすいのです。
私も最初の頃は、よく配牌の手順を間違えて多牌をしました。
麻雀の配牌では、東家、南家、西家、北家で配牌の手順が若干違ってくるので、牌を取り違えやすいのですね。
また、多牌や少牌をしやすい時として、ポンやチーなど鳴いた時があげられます。
ポンやチーをしたら、手の内の牌を1枚捨てます。
これを怠ると、多牌になってしまうんですね。
またカンのときにもミスが起きやすいです。
カンはポンやチーとは違って、1枚ツモるんですね。
そしてツモったら、いらない牌を捨てます。
カンのときに多い間違いは、ツモったままで1枚捨ててないことが挙げられます。
私もこれは何度か経験があるのですが、ポンとチーは1枚捨てる、カンの場合は1枚ツモると覚えていると、上記のような間違いをしやすいのですね。
カンでは、ツモった後に1枚捨てることを忘れないようにしましょう。
ポンした後で、「やっぱりポンはしない」と取り消すことは麻雀では認めておらず、このような間違えのポンを「誤ポン」といったり、間違えのチーを「誤チー」といったりします。
ほかにも、あがれないのにロンをしてしまう「誤ロン」というものもあります。
初心者がやりやすい間違いが、役なしであがろうとすることですね。
麻雀のゲームだったら「役がないのであがれません」と表示されるので誤ロンはおきないのですけどね。
ルールにもよりますが、一般にこのような間違いには罰則があるので注意しましょう。
まあ仲間内で麻雀をやっているのであれば、初心者は大目に見てもらえることもありますけどね。
ですが本来の麻雀のルールからすれば罰則となってしまうことを覚えておきましょう。
ではテンパイしてないのにリーチをしてしまったらどうなるのでしょうか。
この場合、罰則になる場合とならない場合があります。
まず罰則になる場合ですが、これは流局になった場合です。
流局になると、リーチをした人はどんな待ちでテンパイしていたのか手の内を見せますよね。
そのときにノーテンだったことがわかると罰則になるのです。
ですが、局の途中で誰かがロンしたりツモであがった場合は、罰則になりません。
その時はノーテンリーチの罰則はなく、ロンやツモによる点数のやり取りだけが行われるのですね。
ですから間違えてノーテンでリーチしてしまったら、流局にならずに途中で誰かが振り込んでくれるのを祈るだけですね。
罰則については大きく分けて2つのルールがあります。
一つ目がチョンボです。
一般に大きなミスをすると適用される罰則ですね。
このチョンボは罰として点数を支払わなければなりません。
支払う点数は、もし親がチョンボした場合は子3人に4,000点ずつ支払い、子がチョンボした場合は親に4,000点、子2人に2,000点ずつ支払います。
この支払方を一般に「マンガン払い」といいますが、チョンボではマンガン払い以外の支払方もあります。
二つ目があがり放棄です。
あがり放棄というのは、小さなミスをしたときに適用されるのですが、文字通りあがりを放棄した状態になるわけですね。
あがり放棄になると、その局はあがることができなくなります。
そしてあがり放棄になると、ポン、チー、カンも禁止になります。
そして誰かに振り込んだり、ツモられたりしたら点数を支払わなければなりません。
ですから、チョンボやあがり放棄はくれぐれもしないようにしましょう。
ここでは、多牌や少牌などについてや、罰則についてをまとめてみました。
麻雀は4人でする遊びなので、誰かがルール違反をすると勝負が公平に行えなくなってしまいます。
そのためにあるのがチョンボやあがり放棄といった罰則です。
これらの行為は基本的にしてはいけないことですので、きちんと覚えておきましょう。