あなたは麻雀をするとき、気持ちよく打てているでしょうか。
いつも慣れ親しんでいる仲間と麻雀を打っているときは気にならないと思いますが、プレー中に嫌な思いをした経験がある人もいるかと思います。
麻雀では、プレー中に他人に迷惑をかけたりプレーの邪魔になったりする行為を禁止するルールやマナーがあるんですね。
麻雀は4人でおこなう競技なので、一人でもそのようなルールやマナーを犯す人がいるとうまくゲームが進まないんですね。
特に麻雀の初心者は役を覚えるのに精いっぱいで、そのようなことに気が回らない人が多いと思います。
そこでここでは、麻雀初心者がプレー中にしてはいけないことをまとめてみました。
麻雀を楽しく行うためにも、ここでご紹介することは押さえておくようにしましょう。
麻雀にはたくさんのイカサマが存在します。
もっとも全自動卓で麻雀をやる分にはイカサマはしにくいのですが、手積みの麻雀では本当にたくさんのイカサマが可能なんですね。
まず注意すべきなのが積み込み(ツミ込み)です。
牌山を作るときに、どこにどの牌を積んだのか覚えておくんですね。
積み込みをすると、ツモの予測ができるということと、配牌でおいしい牌をもらうことができるんですね。
また自分に積み込んだ牌が来なくても、相手の牌が読めるので振り込みを回避しやすくすることもできます。
またいくつかの麻雀牌を秘かに隠し持つ、『握りこみ』というイカサマもあります。
本来ならば13個の牌で役を作るはずが、14個も15個もの牌を使ってしまえば、役が完成しやすいんですね。
ゲーム中、勘違いなどで手持ちの牌が13個より多くなってしまうことがあったら、すみやかに多牌(ターハイ)としてルールに沿わなければなりません。
多牌になったときのルールでは、ほとんどは「あがり放棄」になることが多いですが、なかには満貫払いになることもあるので注意が必要です。
よくトランプなどで特定のカードの裏に印をつけて伏せたカードでもわかるようにする不正行為があります。
それと同じように、麻雀牌の背中にキズや印をつけるという行為も絶対にやってはいけません。
麻雀牌は全部で136枚ありますがひとつでも牌にキズをつけてしまうと、そのほかの牌すべてが使えなくなってしまいますから、牌の扱いには注意するようにしましょう。
麻雀のマンガやドラマだと2人で協力してプレーすることがありますが、基本的にコンビ打ちはNGです。
やるのであれば、前もって協力プレーの元で行うということをプレーヤー全員に知らせておく必要があります。
麻雀は基本、1対1対1対1で行う競技であって、2対1対1や3対1では公平にならないことを覚えておきましょう。
コンビ打ちはオンライン麻雀などでも基本的に禁止していますし、仲間内でやっても気持ちの良いものではありません。
ですから麻雀を打つ時には4つのチームに分けて、同じチームの人が同卓しないようにすることが大事です。
よく見かけるのがスマホを見ながら麻雀をしてる人ですね。
スマホの画面を見るだけならまだしも、通話に夢中になって自分のツモ番に気付かない人がいます。
これではほかの対局者の迷惑になりますし、勝負に集中することができませんよね。
ですから麻雀のプレー中はやたらとスマホをいじらないようにしましょう。
そのほかにも何かを食べながら麻雀をする人もいます。
食べる時間が惜しいという気持ちはわかるのですが、食べかすや飲みこぼしなどで麻雀卓を汚したり壊したりする原因となりますので、対局中は飲食はしないようにしましょう。
麻雀は和気あいあいと会話を楽しむのも一つのやり方なのですが、それは気心の知れた間柄だからできることです。
ですがもし初対面の人と打つことになったら、対局中の会話はできるだけ控えた方が無難です。
というのも、麻雀は他人の手の内を読み合う競技ですので、対局者同士の会話は「口三味線」とされてしまうからです。
【口三味線】(くちじゃみせん)
口先で相手を巧みにだますこと。
また、うまく相手を丸めこむように言いかける言葉。口車。
また麻雀をしていると、相手の打ち方が気になることがあります。
「どうしてそんな牌を切るのか?」とか「ここで鳴くのは間違っている」など相手の打ち方について、つい口を出したくなるんですね。
あなたは相手の打ち方をより良くしようとして言ったつもりだとしても、言われた相手は良い気分になるとは限りませんし、余計なお世話だと感じる人もいるでしょう。
ですのでどんな打ち方でもそれはその人のやり方であって、最大限尊重することが大事です。
ここでは麻雀の初心者がすべきでないことをまとめてみました。
<麻雀でしてはいけないこと>
・イカサマ
・他人との協力プレー
・他のことをしながらの麻雀
・他人の打ち方の批判
気持ちよく麻雀をするためにも、これらのことは気をつけるようにしたいですね!