あなたが麻雀でよく聞く言葉は何ですか?
「ポン」とか「ロン」という言葉をよく聞くと思いますが、ほかにも「リーチ」もよく聞く言葉の一つではないでしょうか。
リーチという言葉は麻雀以外でも耳にすることがありますよね。
麻雀での「リーチ」というのは役の一つになるのですが、麻雀を始めたばかりだと、よくわからないままこの「リーチ」を使っていることがあります。
とりあえず牌が揃ってきたら「リーチ」をかけるというのが麻雀を覚えたての頃の攻撃のスタンスではないでしょうか。
しかしながら、ただ闇雲にリーチをかけていてはリーチの特性を活かしきれないですし、うまく使いこなすこともできません。
ですから麻雀ではリーチについて、その特性や使い方をしっかりと身につけることが大事になります。
そこでここでは、麻雀役の「リーチ」についてのやり方や狙い方などを詳しく解説したいと思います。
こちらは約7分の解説動画となっています。↓↓↓
リーチというのは、タンヤオやピンフなどと同じように麻雀の役の一つです。
麻雀は役がないとあがることができませんが、このリーチは1翻の役なので、なにも役がないときはこのリーチをかければ1翻役となってあがることができます。
ですから逆をいえば、何も役がないときは、この「リーチ」ぐらいしかあがる方法はないというわけです。
つまりタンヤオも付かない、ヤクハイもない、ピンフにもできないといった場合は、このリーチをかけることで1翻の役であがることができるんですね。
またこのリーチは、役があるときでも複合役の一つとして使うことができます。
リーチは他のいろんな役と重複することができるんですね。
ですから大きな点数で相手を引き離したり逆転したいときは、リーチをかけることで翻数を重ねて大きな役を作ることができます。
ですからリーチは、使い方によって逃げ切ったり逆転したりすることができるとても便利な役なんですね。
リーチにはやり方があります。
このやり方というのは、リーチ特有なもので、ほかの役には見られない独自の手順があります。
まず手牌があと1枚であがりの状態に揃ったら、「リーチ」と言って、卓の中央付近に1,000点棒を出します。
リーチを言うときに牌を捨てるわけですが、このときリーチと言ったのがわかるように、そのリーチを宣言した牌を横に曲げるんですね。
このようにリーチをかけた後は、あがり牌を自分でツモるか相手が出すことがあれば、あがることができるわけです。
基本的にリーチができるのはテンパイしているときです。
つまりあと1牌であがりの形ができあがるときですね。
また手牌には役があってもなくても構いません。
役があれば複合役になりますし、なければリーチのみの1翻の役になります。
このリーチにはいくつか条件があります。
まずリーチをかけるときの条件ですが、メンゼンでなければいけません。
つまり1回でも鳴ていたら、リーチをかけることができません。
ですからたとえテンパイしていても、ポンやチーをしている場合はリーチをかけられないんですね。
なのでリーチをかけたいときはポンやチーなどの鳴きをしないようにしましょう。
リーチをかけるときは、「リーチ!」としっかり宣言しなければいけません。
このように自分がリーチだということを相手に知らせることが、リーチの役の意味ですからね。
そしてリーチ棒は必ず出さなければいけません。
このリーチ棒の1,000点を出せないと、一般にリーチをかけることができません。
つまり、自分の持ち点が1,000点以下のときはリーチをかけられないというわけですね。
ほかに、リーチをかけると手を変えられないということがあります。
リーチをかけたら、その後にいい待ちになる牌が来ても、あがり牌以外はすべてツモ切りしなくてはなりません。
このように、一度リーチしたら、もう手牌を変えることができなくなってしまうんですね。
ですからリーチをかけるタイミングが大事だということですね。
リーチはメンゼンでテンパイしていればかけることができる役です。
ですからテンパイが速いか遅いかでリーチのタイミングが変わってきます。
また点棒の状況によっても、リーチの使い方が大事になります。
そんなに大きな役が必要ないときは、わざわざリーチをかける必要はないです。
リーチをかけなければ、相手のリーチに対して牌を選択することができますし、ダマで構えるほうがリーチよりも格段にあがりやすいです。
またリーチでは「一発」の役や「裏ドラ」が見られるというメリットがあります。
なので役を重複したいときは、リーチを使えば、2~3翻アップした役を作ることができるんですね。
ここではリーチのやり方と狙い方などについてを解説しました。
<リーチについて>
・リーチは麻雀の役の一つ
・よくわかるリーチのやり方
・リーチの条件を押さえよう
・リーチの狙い方
麻雀ではリーチは欠かせない役の一つです。
なのでいろんな状況でリーチを活用していけるようになりたいですね。