勝ち負けのある勝負事ではつねに勝ちたいと思いますよね。
勝負は勝つためにやるものですし、勝つから面白いんですよね。
ですが、毎回毎回そううまくいくとは限りません。
勝つこともあれば負けることもあるのが勝負というものです。
麻雀でもそうですよね。
麻雀は4人で対戦する競技ですから、誰かがトップになればラスになる人も必ずいるわけです。
そんな麻雀で、負けが続くことってありますよね。
頑張っているのにラスになってしまう。
何度やってもトップがなかなか取れない。
あなたもそのような経験はありませんか?
私は、恥ずかしい話ですが、何度もあります。
最高で5回連続でラスになったことがあります。
そこでここでは、たくさん負けを経験してきた私の考える連敗の脱出の方法を解説したいと思います。
もしあなたがスランプに陥ったときに、私のこの経験を参考にしていただけたら幸いです。
こちらは約7分の解説動画となっています。↓↓↓
麻雀では、ミスをしたけれどあがり牌を引いて勝ててしまうことがあります。
例えば、あがり牌を見逃がしてしまったにもかかわらず、次巡でそのあがり牌をツモってしまう場合などです。
ミスを犯したのにそれがミスにならないことがあるのです。
運が良いというのかツキがあるというのか、なぜが勝ててしまうことがあるんですね。
そのように「勝ち」にはどうして勝てたのかわからない勝ち方というのがあります。
いわゆる、不思議な勝ち方ですね。
ですが負けた場合はどうでしょうか。
負けた場合はというと、必ず原因があります。
敗因ですね。
あのときあの牌を切ったのが悪かったとか、ここをもう少しこうすべきだったなど、負けた原因や改善点が必ず見つかるものなんです。
ですから、どうして負けたのか原因がわからないということは絶対にありません。
必ず負けには原因があるんです。
なので負けには不思議な負けはないといえるんですね。
麻雀だけに限らずどんな世界でも、戦術や戦略、計画や決断力は大事なものです。
何の対策もしないで無策で戦いに挑んでも、勝てないのは当然のことなんですね。
勝負事では、さまざまなデータを取って分析したり、状況に応じて戦い方を変えることがとても大事です。
麻雀ではずっと同じ戦い方を続けても勝つことはできないし、よりよい戦い方をつねに模索していかないと勝負に勝つことは難しいのです。
また麻雀には「牌譜(はいふ)」というものがあるのですが、見たことはありますか?
牌譜は、対局の一打一打がどうだったかがわかる麻雀の記録なのですが、これを見て対局を復習するようにしないと雀力は向上しません。
負けが続くと打牌が雑になりやすいので、そこには注意したいですね。
孫子の兵法に「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」という言葉があります。
相手の実力を把握し、また自分自身のことをよくわきまえて戦えば、勝負に負けることはないという意味ですね。
自分が切った牌に対して相手はどう反応したか、相手が鳴いたのはどんな場面なのかなど、麻雀では相手の動きに注目することがとても大事なんです。
でも、「麻雀では同じ相手と対戦することは少ないから、相手の研究をしても意味がない」と考える人もいます。
確かに麻雀の対戦相手はいつもバラバラで、初対面の人と打つことも多いです。
それでもあなたと同卓している時点で、相手はあなたと同じフェーズなんですね。
どんな相手であっても、目的は同じということです。
ですからどんな相手であっても共通するところはあるんです。
なので1人の相手の研究は、ほかの人の研究にもなっているということです。
もちろん、たくさんの相手の研究をすることは大事なことですが、たとえ1人だけの研究であってもその研究は無駄ではないんですね。
ですからあなたが相手の研究をしたいのであれば、まずは昨日戦った相手の研究から始めればいいわけです。
そうした研究は、負けたときにこそやらなければならないことですからね。
カナダの女優のメアリー・ピックフォードの言葉に「失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないこと」という言葉があります。
また彼女は「何度転んだって、何度でもやり直せる。」とも言っています。
ですから、たとえ麻雀で連敗が続いたとしても、諦めず挑み続けることが大切なんですね。
負けても負けても諦めないで何度でも起き上がることが大事なんです。
なので連敗が続いたとしても、やり直せばいいだけなんです。
ことわざにも「七転び八起き」という言葉がありますから、何度転んでも起きあがる不屈の精神が大事なんですね。
ここでは、麻雀で連敗の止め方について解説しました。
<連敗の止め方>
・負けに不思議な負けはない
・戦術や打牌選択は適切だったか
・相手の研究はできていたか
・失敗とは転ぶことではなく起き上がらないこと
連敗が続くことは誰でも起こりうることです。
ですがそんなときでも、腐らずに研鑽を続けることが大事なんですね。