麻雀をやっていてどうもツキがないとか、運が悪いときってありますよね?
待ちが悪い形なのに一発であがれることもあれば、テンパイすることもできず振り込んで裏ドラが3枚も乗ってしまったりすることもあります。
麻雀というゲームは戦術や理論がある一方で、運やツキの要素が大きいゲームであるとも言えると思います。
特に麻雀では一局の中で「流れ」というものがあります。
配牌から始まってツモを巡に繰り返してあがりに向かうわけですよね。
ですが運やツキがないときはこの流れが悪くなります。
では、流れが悪いときにその流れを変えて運やツキを呼び込むにはどうしたらいいのでしょうか。
よく麻雀で流れを変えるといわれるのが鳴くことです。
ポンやチーをするとツモ巡が変わるため、いままでのツモのリズムが変わることが多いです。
待ちが良いのにぜんぜん手が進まなかったり、思うような牌が来ないときは思い切って鳴いてみると流れを変えることができるようになります。
またカンをすることで嶺上開花(リンシャンカイホウ)という役ができるチャンスがあるので、カンをするタイミングが大事になります。
そして鳴くことに関しては、相手の流れを変えることもできるんですね。
相手に何度もあがられてしまって、何とか場の流れを変えたいときは、積極的に鳴くことで相手のツモ巡を変えて、ツキをこちらに呼び込むようにしましょう。
流れが悪いときはどうしても高い役を作りたくなるものですが、ここは冷静になって、タンヤオのみやピンフのみなどの安い手であがるようにしましょう。
流れが悪いときは以下のような悪循環に陥ってしまいます。
ツキがない → 高い手を狙う → あがれない → ツキがない → …
このような悪循環を防ぐためにもまず一回あがることで、次の局からは不思議と良い流れで打てるようになることが多いです。
また、あがったことによって気持ちが落ち着いて、これまで以上に冷静に判断が出来るようになり、無理な勝負を避けたり勝負のしどころを見極めることができるようになります。
ツキがあるときはテンパイしたらすぐにリーチをかけていって勝負できますが、流れが悪いときは別です。
そのようなときはリーチをかけずダマでいくようにします。
役があればダマのほうがリーチよりも数段あがりやすくなります。
なので流れが悪いときは、点数を高くすることよりもあがることを優先させていくといいというわけですね。
せっかくテンパイしてもあがれなければ点数にはならないわけですからね。
麻雀ではテンパイするとすぐにリーチをかけたくなるものですが、そこはひとつ冷静になって、最も速くあがれる選択ができるようになりたいですね。
麻雀などの勝負事では、なにかツキを呼ぶような願掛けやジンクスがないか気になりますよね?
相手との力の差がないのなら、勝負は運やツキによって決まるといっても過言ではありません。
そこで一般にツキを呼ぶとされている願掛けやジンクスを調べてみました。
運やツキはしっかりと礼節をおこなうことで良くなるといわれています。
「おはようございます」「よろしくお願いします」などの言葉を発すると、言う方も聞く方も気持ちが良いですよね。
このような基本的な挨拶は普段からするように心がけたいですね。
ことわざに「笑う門には福来る」という言葉がある通り、笑顔の多い人には幸運がおとずれることが多いということは昔からいわれていることですね。
麻雀で対局していても、いつも怒っている人よりは笑顔の多い人とやるほうがやっていて楽しいですよね。
笑顔や笑うことには、まだ私たちが知らないパワーが秘められているのかもしれませんね。
これは先述した挨拶のひとつとも言えることですが、自ら進んで「ありがとう」を言うことも大切なことだと思います。
麻雀を終えてみて、今日はツキが無かったとあたり散らすより、今日はみんなと楽しい麻雀ができたと感謝の気持ちを大切にすれば、次回からのツキや運気も変わってきます。
自分にはツキがあると信じることがとても大事なことです。
スポーツマンやアスリートなど勝負をする人たちの間では、これを信じるか信じないかで結果に大きな差が出るといわれています。
なので自分には運がないと消極的になるより自分には運があると思い込むことで、普段以上の力を発揮することができるようになります。
人間の感覚には直感という大事な感覚があります。
将棋の世界でも一流の棋士がいくつもある手の中から一手を選ぶ時は、自身の直感を大切にするものだといわれています。
なので麻雀でも、ときには確率では計り知れない直感が役に立つことがあるのではないでしょうか。
実際にプロ雀士はツキや運気をどのように考えているのでしょうか。
ここでは二人のプロ雀士の考え方をそれぞれの著書のなかから抜粋してご紹介します。
人は誰でも欲望をもっているので、周囲の事情など考慮せず、一直線に目的に向かって突っ走りがちなものだ。
私なども以前はツキにツキまくっている時でも、ちょっとしたことで自分からそのツキを逃がして後悔したものだ。
ー小島武夫(書籍・「絶対負けない麻雀」より抜粋)
麻雀の配牌もツモも偶然の産物です。しかも4人に均等にくるものではありません。
ランダムに偏ってきますから、それによってラッキーな結果が続けば「ツイてる」と感じ、アンラッキーが重なれば「ツイてない」と感じるものです。
それは自然な感覚であり、無理に「ツキなど存在しない」と思い込む必要はありません。
ー井出洋介(書籍・「東大式 麻雀に勝つ考え方」より抜粋)
ここでは流れが悪いときの対処法や願掛けやジンクスなどをご紹介しました。
麻雀の流れを変えてツキを呼び込む3つの方法
・ポン、チー、カンを利用する
・どんなに安くてもとにかくあがる
・役があればリーチをかけずダマでいく
ツキを呼ぶ願かけやジンクス5選
・挨拶をしっかりとおこなう
・笑顔や笑うことを大切にする
・感謝の気持ちを大切にする
・自分にはツキがあると信じる
・直感や第一印象を大事にする
これらを大事にして麻雀の流れを変えて、ツキを呼び込むようにしたいですね!