「昨日も負けて、きょうも負けた・・・」
「麻雀、面白くないな・・・」
そのように思っていませんか?
確かに麻雀で負けると落ち込むこともありますし、嫌な気分になるときもあります。
ですが、麻雀で負けると面白くないのはあなただけではありません。
どんなに麻雀のうまい人でも、あがれなくなることや振り込んで負けることもあるんです。
そもそも麻雀は、確かに戦術や経験などの実力が必要ですが、運の要素も強い競技なんです。
どんなに知識や技術があっても負けることがありますし、逆に、麻雀を始めたばかりのずぶの素人でも勝つこともあるんですね。
それでも負け続ける場合には何か原因があるのでしょうか。
そしてその負け続けていることの対処法とは何なのでしょうか。
そこでここでは、麻雀で負けてばかりのあなたはどうすればいいのか、その対処法を解説したいと思います。
こちらは約9分の解説動画となっています。↓↓↓
あなたはずっと同じ相手とばかり対戦していませんか?
同じ相手とばかり対戦を続けると、あなたの性格や戦術などが相手にバレていたり癖を読まれていることがあります。
例えば、理牌では必ず字牌を右端に寄せるといった癖や、あなたの好きな役や得意な役などを知られていることがあるんですね。
ことわざに『無くて七癖、あって四十八癖』という言葉がありますが、癖が無いように見える人でも七つの癖があるものですし、癖があるといわれている人ならばなおさらたくさんの癖があるものなんです。
ですから、あなた自身が気づいていない癖もたくさんありますし、それを相手に知られている場合もあるんですね。
ましてあなたと付き合いの長い人が相手なら、いくつかの癖を見抜かれいることは十分にあり得ることです。
なので麻雀で勝てないのであれば、対戦する相手を変えてみたり、やる場所や雀荘を変えてまったく違う相手と対戦してみるのが一つの対処法なんですね。
まったくの初対面の人であれば最初から癖を見抜かれることもないですし、また新鮮な気分で対局することができるのではないでしょうか。
ことわざに『初心忘るべからず』という言葉があります。
この「初心」とは、物事を学び始めた頃の気持ちや、なにかに取り組み始めた頃の志のことです。
ですから、いかなるときでもおごることなく、学び始めた頃の謙虚な気持ちを持たなければいけないということなんですね。
麻雀を覚え始めた頃、あなたはどんな気持ちでしたか?
役作りがわからず先輩に教えてもらったり、役の名前を一生懸命覚えようとしたこともあると思います。
誰しも麻雀を覚えたての頃は、謙虚な姿勢で麻雀を学んだり取り組む気持ちがあったはずです。
それでも、麻雀を覚えていくにつれ対局に慣れてくるようになると、基本的なことを怠るようになったり、気づかない所で手を抜いてしまうことがあるんですね。
ですから、あなたが麻雀で負け続けるのであれば一度初心に帰ってみることも対処法の一つになります。
あがり方を先輩に教えてもらう。
麻雀の解説本で勉強する。
いろんな人の対局を見る。
このどれもがあなたが麻雀を始めた頃は普通にやっていたことだと思います。
そのように初心に戻ることで、あなた自身を見つめることができて自分に足りない課題が見つかることもあります。
なので、それが負け続けているときに必要なことなのだと思います。
麻雀で負け続けているときに大事にしたい言葉というのを解説したいと思います。
今から2000年以上も前に書かれた「淮南子(えなんじ)」という書物の中に『人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)』という言葉があります。
これは、ある老人の馬についての出来事に基づく故事成語です。
そのあらすじは、ある老人の馬が逃げてしまったのですが、その馬が優れた別の馬を連れて帰ってきました。
そして今度は老人の子供がその馬から落馬して足を折ったのですが、そのおかげで兵役を逃れることができて命が助かった、というものです。
ですから人間万事塞翁が馬の言葉は、「幸や不幸はくり返すもので予測できないものだ」という意味になります。
この言葉は、麻雀で負けが続いているあなたにも当てはまるのではないでしょうか。
麻雀であなたが負け続けたとしても、それが良いことにつながることもあるし、この先にどんな未来があるのかは誰にも予測できないんですね。
よく勝負事では切り替えが大事っていいますよね。
ですから、麻雀では負けが続いても切り替えていくことで、好機がおとずれていい結果に結びつくこともあるはずです。
ですから負けが続いて不幸だと思っても、人間万事塞翁が馬という言葉があることを覚えておきましょうね。
ここでは負けてばかりのときの対処法を解説しました。
<負けてばかりのときの対処法>
・負けが続くなら相手を変えよう
・初心に帰ってみる
・『人間万事塞翁が馬』という言葉を大切にする
麻雀では必勝法はないわけですから、ずっと勝ち続けることも負け続けることもありません。
なので負けてばかりでも勝つチャンスは必ず訪れるはずですよ!