あなたは麻雀で思うように勝てなくて悩んでいませんか?
「トップだったのに最後で抜かれてしまった」
「リーチをかけても全然あがれない…」
そんな経験がある人は結構多いのではないかと思います。
基本的に麻雀は4人でやるゲームですので勝者と敗者に分かれるわけですが、その勝ち負けに関してはいろんなの考え方があります。
そこでここでは麻雀の勝負に関する考え方を解説したいと思います。
麻雀における負けない戦い方とはどんなことなのかということについても、初心者にもわかりやすくお伝えしますね。
麻雀では勝つことよりも負けないことが大事!
先ほども言ったように、麻雀は4人でおこなうゲームです。
では麻雀における勝ち負けとは何なのでしょうか。
まず勝ちに関しては、
・4人のうちもっとも点数の多いトップの者
・4人のうち点数の多い上位2名
という考え方があります。
対局をおこなった4人のうち、勝者を1人とする場合と2人とする場合があるんですね。
また負けに関しては、
・4人のうち最も点数の少ないラスの者
・4人のうち点数の少ない下位2名
・4人のうちトップ以外の3名
とする考え方があります。
ですからこれらの勝ち負けの基準からすると、負けを「4人のうち最も点数の少ないラスの者」とした場合、負けでない者は4人のうち点数の上位3名ということになるわけですね。
つまり「勝つ」という考え方よりも「負けない」という考え方においては、ラスにさえならなければ負けではないと考えることもできるのです。
なので負けない戦い方とは、いかにしてラスにならないようにするかを考えることが大事だということです。
4人でやる麻雀では誰もがラスになる可能性があるわけですから、少しでもその可能性を低くすることが大事なんですね。
麻雀初心者は先入観や思い込みに注意!
初心者の中には、この場合は絶対にこうだ、と決めつける人がいますが、そのような先入観や思い込みには注意が必要です。
例えば、相手のリーチに対して捨て牌のスジは安全牌であるという先入観が挙げられます。
たしかに捨て牌のスジは安全牌であることは多いですが、100%安全牌であるということは絶対になく、スジ引っかけのカンチャン待ちであることもあるのです。
ほかにも1、2枚見えている字牌は安全牌であるという思い込みなども挙げられます。
字牌には残りの1枚で待つ「地獄待ち」があったり、4枚目であっても国士無双という役であがることができるので100%安全とは言えないのです。
また、リーチしていないならテンパイしていないと考えることも思い込みのひとつと言えます。
初心者はテンパイしたら即リーチするものだと考えることが多いので、そう思ってしまうんですね。
このような先入観や思い込みというのは、勝負においてとても大事な要素で、上級者であれば容易に初心者の裏をかいてきます。
ですから戦略の基本としては、どんな状況でも100%思い込むことはしないで、あらゆる可能性を考えるようにする必要があるというわけですね。
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麻雀で大事な確率の考え方とは?
麻雀は確率のゲームです。
1局の中で17~18回のツモを繰り返しながら手役を作っていくわけですね。
この麻雀における確率とは、要するに牌の枚数のことをいっています。
例えば、あがる確率が高い場合は、あがり牌の枚数が多いことを意味しています。
逆にあがる確率が低い場合は、あがり牌の枚数が少ないということですね。
役作りにおいても同様に、カンチャン待ちよりもリャンメン待ちの方が単純に2倍待ち牌が多いことになります。
ですから役作りやあがるときには、それに必要な牌の枚数を数えることが大事だということです。
どの牌が何枚切られているか、何枚残っているかを把握しておく必要があるんですね。
いくらリーチをかけたとしてもあがり牌がすべて捨てられていたら、あがる確率は0%というわけですからね。
テンパイしたら即リーチするのではなく、リーチの前にあがり牌は何枚残っているかきちんとチェックするようにしましょう。
流れ・運・ツキをどう捉えたらいいか?
麻雀の配牌やツモというのは運の要素が強く、自分の力ではどうしようもないところがあります。
なので思ったような牌が来なかったり、手が進まなかったりすることがあると思います。
ですからどんな麻雀のうまいプロの人でも毎回毎回あがれるものではないのです。
そこで大事になってくるのが、守るという考え方です。
あがれないときは相手に振り込まないようにすることが大事なんです。
なので毎局あがりに向かうのではなく、配牌が悪いときにはじっとこらえてその場をしのぎ、次の局に賭けるようにするんですね。
そして運が良く、配牌やツモが良いときに一気に攻め込むようにするわけですね。
このように運やツキが良いときに攻めて、運やツキが悪いときに守るようにすると、攻守のバランスが取れて勝率が上がります。
麻雀は運やツキがずっといい状態が続くこともなければ、悪い状態がずっと続くこともありません。
必ず流れは変わるものです。
なので、幸運も不運も自分の味方につけるようにしていきたいですね。
まとめ
ここでは麻雀の戦略のひとつの、負けない考え方についてご紹介しました。
以下の4つがそのまとめとなります。
・麻雀では勝つことよりも負けないことが大事!
・麻雀初心者は先入観や思い込みに注意!
・麻雀で大事な確率の考え方とは?
・流れ、運、ツキをどう捉えたらいいか?
これらの考え方を参考にして、戦略や戦い方の参考にしていただければと思います。