麻雀では136枚の麻雀牌を使います。
麻雀牌はだいたい裏が黄色だったり青色だったりするものが多いですよね。
全自動の麻雀卓だと、黄色と青色の2色の麻雀牌を使っているものがあります。
いつも同じようなものを使うことが多い麻雀牌ですが、少し変わった麻雀牌があります。
麻雀牌の絵柄が通常のものと異なっていたり、麻雀牌の色が異なっていたりするんですね。
その少し変わった麻雀牌というのは、麻雀のマンガの中で使われることが多いですよね。
そこでここでは、少し変わった麻雀牌で実際に市販されている牌をいくつかご紹介しますね。
こちらは約12分の解説動画となっています。↓↓↓
麻雀のマンガ「アカギ」の中で使われた牌がこの透明な牌です。
麻雀牌は1種類につき同じ牌が4枚ありますが、この透明な牌では1種類の4枚のうち、3枚を透明な牌にして1枚だけを普通の牌にしています。
ですから透明な牌と普通の牌が混在しているわけですね。
これはすべてが透明な牌なわけではないので、見えない牌をどう読むかが勝負のポイントになります。
黒い牌となると、牌を並べたときに威圧感があって一打一打の重みが増します。
こちらの九龍牌では点棒やサイコロまで黒くなっていて、麻雀卓が黒一色になるようですね。
ちなみにマンガ「哲也」の中では、黒牌はガン牌ができない、つまり牌の背中の色や形の特徴で牌を特定することができない牌だといわれていました。
ですから、普段の麻雀でイカサマが多くて困っている人は、この黒牌でやったほうがいいのかもしれませんよ!
これは、普通の麻雀牌で使われている色以外にもたくさんの色が使われていますね。
この牌は赤、青、黄色、緑、紫などの色で麻雀牌を表していてとても鮮やかなので、カラフルが好きな女性にはおススメの牌だと思います。
ただカラフルな牌になると、赤ドラの区別がつきにくくなりますね。
この牌の鮮やかな色に惑わされて、牌を捨ててから「それ赤ドラだった」ということがあるかもしれません。
白と黒の2色しか使わない麻雀牌というのも面白いですよね。
こちらはカラフルの牌と違って色があまり無いので、どちらかというと地味な感じがしてしまいます。
それでも、淡々と麻雀を打ちたいと思っている大人の雀士にとっては、好まれる牌かもしれません。
この牌は白と黒でできた牌なので、白紙に墨を使って描く水墨画のような繊細さが感じられますね。
この牌のマンズの部分を見てください。
マンズには、「萬」のかわりに、「花紋」が描かれています。
このような絵柄の麻雀牌を見たことがありますか?
あまり見かけないこの麻雀牌ですが、麻雀を始めたばかりの初心者は扱いづらいのではないでしょうか。
牌の区別が難しいので、初心者が最初からこの牌で麻雀を始めるのはあまりおススメしません。
もっと麻雀を覚えて、牌の区別がつくようになった人が楽しめる麻雀牌だと思います。
マンズの牌では花紋が描かれていますが、ほかの牌にも花が描かれているようで、とても上品できらびやかな感じがする麻雀牌ですね。
この麻雀牌はフォント(字体)が独特ですよね。
これは「麗龍隷書(れいりゅうれいしょ)体フォント」といわれるもので、普段はあまり見かけない字体だと思います。
そして、なんといってもこの牌の特徴は、数牌が10まであるという点です。
この麻雀牌をよく見てください。
マンズが十萬だったり、ピンズの丸の数が10個だったり、ソーズの竹の本数が10本になっている牌がありますよね。
数字が10まであるということは、「89」という牌を持っていた場合には、7-10のリャンメン待ちになります。
それでも、「イッツー」の役はどうなるのかなど、謎の部分もありますね。
なので、既存のルールに縛られない、自ら作った新しい遊び方が楽しめる麻雀牌なのではないかと思います。
牌の色がピンクのものは珍しいですよね。
麻雀牌の従来のイメージというのは、ゴツゴツした男らしいものが多かったと思います。
それは、麻雀をするのが圧倒的に男性の方が多かったからなんですね。
ですが最近では、女性でも麻雀を楽しむ方が増えてきています。
ですからこの牌は、ぜひ女性の皆さんに使っていただきたい牌ですね。
また牌にまったく色が付いていない麻雀牌もあります。
ただこの牌にも牌の形が彫ってあるので、自分の好きなように自由に色を付けることができます。
ですから、一部の牌にだけ色を付けて、何か特別な牌にしてもいいのではないでしょうか。
またまったく色を塗らず、このままの牌で楽しむのも面白いかもしれませんね。
ただこの牌はすべて真っ白なので、赤ドラの区別はつきませんね。
ここでは、さまざまな麻雀牌について解説しました。
<麻雀牌について>
・透明な麻雀牌
・黒い麻雀牌
・カラフルな麻雀牌
・白と黒2色だけの麻雀牌
・花紋が描かれた麻雀牌
・数牌の数字が10まである麻雀牌
・ピンクの麻雀牌
・白色の麻雀牌
麻雀牌には変わったものがたくさんあるんですね。
これらの麻雀牌を使って普段では味わえない状況でプレーすることも、麻雀の楽しみ方の一つではないでしょうか。