麻雀にはたくさんの牌があります。
その中でも、索子(ソーズ)の1である
ソーズの1といっても、なにかの鳥のようなものが描いてあるな、ぐらいにしか気に留めない人が多いのかもしれませんね。
初めて麻雀牌を触る人は、ソーズの1を見ると、たいていの人は、「これは何?」って聞くと思うんです。
そんな時は、ただソーズの1だということのほかにも、いろいろウンチクを語れたらかっこいいと思いませんか?
そこでここでは、ソーズの1であるイーソーについてまとめてみたいと思います。
イーソーについての雑学だけでなく、戦術的な部分も解説しますのでじっくり読んでみてくださいね!
こちらで動画解説しています↓↓↓
136枚の麻雀牌を見ていると、1種類だけ豪華な鳥が描かれています。
索子の1の牌ですね。コレです↓↓↓
でも麻雀牌の索子の1にだけ描かれている鳥が何の鳥だか気になりますよね。
実は、
牌によっては孔雀(くじゃく)や雀(すずめ)、ひよこなどを表していることもあるんだそうですよ。
そしてその鳳凰の目はお金を表しているそうです。
中国には1ソーに魚が描かれた地域もあったんですね。
主に上海近辺で描かれたのが鳥だったようで、それが徐々に広まっていったと考えられています。
ちなみに麻雀という言葉に中にも、「雀(すずめ)」という字が使われているんですよね。
また孔雀(くじゃく)という字にも「雀」という字がありますよね。
ですから麻雀牌の
チャンタの例
純チャンの例
123や999など老頭牌でメンツを作る役ですね。
麻雀の役の中では、チャンタやジュンチャンはとても作りにくく、難易度の高い役となっています。
よほど配牌やツモが良くない限りは、鳴いて仕上げるのが普通だと思います。
この他に1ソーを使う役では、ホンロートーがあります。
ホンロートーの例
一九字牌をすべてコーツにしてあがる役ですね。
ホンロートーの役は、手牌に1ソーなどの一九字牌のトイツがあったら積極的に鳴いていってあがりを目指しましょう。
かなり珍しい役ではあるのですが、ホンロートーはホンイツと組み合わせることもできるので、高い点数にすることができます。
ホンイツホンロートーの例
そして1ソーを使ったローカル役のひとつとして、「紅孔雀(べにくじゃく)」という役満の役があります。
先ほど説明した通り、孔雀である1ソーと、ソーズの赤い牌、それに字牌の「中」を使ってあがりの形を作る役ですね。
なかなか出すことができない役ですが、知っておくと話のネタになるので楽しいですよ!
このペンチャン待ちという形は、とても効率の悪い待ちなんですね。
ですから、
そのほうが断然メンツを作りやすいです。
ペンチャンはカンチャンに、カンチャンはリャンカンやリャンメンにしていくのがセオリーとなります。
ペンチャンのままにしておくと、そこのメンツがなかなか完成しないので、なかなかテンパイせず、テンパイしてもあがりにくいという待ちになってしまいます。
もし対局の序盤で相手の捨て牌に1ソーがあったら、まず第一に、それはタンヤオやピンフなどの役を狙っていると考えられます。
1ソーのほかにも老頭牌や字牌が多く捨てられてあったら、その可能性はとても高いです。
タンヤオには一九字牌は不要ですし、ピンフを作る時もなるべく中張牌のリャンメンを残しておくのが普通です。
この1ソーという牌は、ドラにならない限りは、邪魔になることが多い牌です。
1ソーは、
これは1ソーだけでなく、ほかの種類の1にも言えることなのです。
つまり、
ここでは、麻雀牌の
普段何気なく使っている
麻雀は古くからある遊びなので、牌の起源や由来を調べてみると面白いですよね。
これから