麻雀で勝つためには相手よりも高い点数を取らなくてはなりません。
点数を1点でも多くした人がトップとなりますよね。
そこで必要になってくるのがドラです。
麻雀のドラは手牌に1枚あるとプラス1翻に、2枚あるとプラス2翻となります。
よくリーチのみだった人が、裏ドラをめくって3枚のドラを乗せることがありますよね。
これはリーチのみ1,000点だった役が、ドラを3枚乗せたことで一気に8,000点の満貫になってしまうんですね。
なのでオーラスでリーチをかけて、裏ドラ勝負!といったことをやる人も結構いるのではないかと思います。
また、このドラという牌にはこだわる人もいればこだわらない人もいます。
ドラの牌をずっと持っていてなかなか切らない人と、手牌にあってもすぐに切る人がいますよね。
ではドラにこだわることとドラにこだわらないこと、どちらが有利で勝ちやすいのでしょうか。
そこで、ドラに関する戦術とはどうすべきなのかをここで解説したいと思います。
こちらは約6分の解説動画となっています。↓↓↓
対局が始まったら、まずその局のドラが何であるかを確認することが大事です。
2~8の中張牌なのか、1や9の端牌なのか、それとも字牌のヤクハイかオタ風かということをチェックするんですね。
使いやすいドラは、中張牌>1や9の牌>ヤクハイ>オタ風、となります。
ドラの確認は常に、配牌の中身を見る前におこなうことが大事です。
配牌を見る前にドラ表示牌を見ておく、というわけですね。
そうすることで、配牌で手牌にドラが何枚来ているか瞬時にわかるわけです。。
ドラ表示牌を先に見ておかないと、配牌を見てから→ドラ表示牌を見て→また配牌を見るという無駄な動きが入ってしまうんですね。
なので局が始まったら、まずはドラ表示牌に注目して、ドラがどんな牌なのかを把握するようにしましょう。
ドラを集めることに必死になっても、あがらなければただの牌です。
ですから使いないドラをずっと抱え込むことは考えものです。
ドラがヤクハイだったり役に必要な場合は良いのですが、それ以外の場合はドラといっても単なる不要牌です。
確かにドラは2枚3枚となれば、破壊力抜群の牌になりますが、トイツやコーツにするのは大変で、揃うまで待っていると多くのツモを無駄にすることになります。
ですから使えない端の牌のドラは早めに見切りをつけて、リャンメンなどの待ちを優先させていった方が得点に結びつきやすいです。
よく有りがちなのが、手の内にドラが2枚あるときに他家が捨てた牌をポンしてしまうということです。
ドラ3になったのは良いですが、鳴いたのはオタ風の牌で役がつかない、なんてことがあります。
ドラ3という目先の利益に飛びついてしまうと、後で後悔する羽目になるわけですね。
また、役が付く場合でもドラ3が確定したあなたに他家が警戒して、やはりあがれなくなるということもあります。
ポンと同じように、ドラをチーするときにも注意が必要です。
チーの場合は、ポンとは違って1翻のみのプラスとなります。
このような鳴いて1翻アップというのはどうなんでしょうか。
ドラを鳴くことでメンゼンの役を捨てることになるわけですから、私はメリットを感じません。
「メンゼンでドラなし」から「鳴いて役なしドラ1」のような変化は嬉しくないですよね。
これならまだ鳴かずにメンゼンで手を進めた方が、ピンフ、リーチ、ツモなどの役が付く可能性があるので、メリットが大きいですよね。
なので鳴いて役なしドラ1というのは、ドラが足かせになって動きづらいという欠点があります。
麻雀の勝率を上げるためには臨機応変の対応が不可欠ですが、ドラよりもあがりを優先したほうが良い場合が多いです。
あがりを優先した場合、点数が入ること以外にも、相手の役をつぶせる、相手の親を蹴ることができる、自分の親を連荘できるといったメリットがあります。
また手の内にドラが3枚来ていた時は、それだけで十分にチャンス手になります。
ですので、無理に役作りをする必要は無く、1翻のみの役を使ってできるだけ早くあがるようにしたほうがいいです。
手の内にドラが3枚もあると、もっと高くしてやろうという気持ちも出てくるのですが、そのような高望みはしないで、確実にあがりに結び付けるようにするといいですね。
ここではドラの戦術と勝ち方、どんなドラを使えば勝ちにつながるかといったことを解説しました。
<ドラの戦術と勝ち方について>
・ドラは中張牌、一九牌、字牌のどれか
・ドラが足かせになることもある
・勝ちにつながるドラの使い方と戦術
ドラはチャンス牌である反面、相手にも警戒されやすい牌の一つでもあります。
このドラをうまく使いこなせるようになれば、あなたの勝率はもっともっと上がっていきますよ!