麻雀は136個の牌を使って勝負するゲームですね。
その麻雀牌の中には、マンズ、ピンズ、ソーズ、そして字牌があるわけですね。
この中でもマンズやピンズ、ソーズは使いやすい牌ですけど、字牌に関しては、あまり使えないイメージがありませんか?
確かに麻雀では最初に一九字牌から切れ!っていわれるほど、字牌は多くの人に忌み嫌われていますよね。
ですが本当は字牌は使い方次第でとても有効な牌なんです。
ですから要は字牌の使い方が問題というわけですね。
そこでここでは、その字牌について使い方や字牌を使った戦術についても解説していきたいと思います。
字牌を使った最速の役でスタートダッシュ!
字牌で最速の役といえば、ヤクハイです。
ヤクハイは、白、發、中の三元牌や、自風や場風を使った風牌を3枚集める役ですね。
このヤクハイは鳴いてもいいので比較的簡単にあがることができる役だと思います。
ヤクハイは例えば、白3枚と場風3枚で2翻の役になるし、場の風と自風が重なったダブ東やダブ南を狙うこともできますね。
ダブ東やダブ南は2翻となるので、ヤクハイが2つ重なった役といえますね。
このヤクハイは配牌でヤクハイが2枚きていたらまず狙う役ですね。
また麻雀には「ありありルール」というものがあって、ヤクハイの後付けが認められる場合と認めてもらえない場合があります。
この後付けというのは、最初に555でポンしてその後で白をポンする、という行為のことです。
ヤクハイを後からつけるという意味ですね。
この後付けが認めてもらえないと、後からポンしたヤクハイは役としてあがることができないのです。
このヤクハイは麻雀の役の中でも素早く作れる役のひとつなので覚えておきましょう。
私のおすすめの役での字牌の使い方を紹介!
字牌の使い方というのはヤクハイだけではありません。
字牌はいろんな役と組み合わせることで、その力を発揮します。
例えば、ホンイツです。
ホンイツはマンズ、ピンズ、ソーズのうち1種類だけと字牌を使ってあがるメンゼンで3翻の役ですね。
このホンイツでは、字牌の割合が多くなるほど役が複合しやすくなって、点数が高くなります。
字牌の割合が増えるにつれて、ホンイツ → ホンイツトイトイ → ホンロートイトイなどと発展させていくことができます。
字牌を使った一撃必殺の大物手で大逆転?!
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字牌を使った大物手というのは、意外とたくさんあります。
まずは大三元(ダイサンゲン)です。
白、發、中のそれぞれの牌を3つずつ集めたものですね。
大三元は鳴くことができる役満の役なので、作りやすくて一撃必殺になり得る役だと思います。
ちなみに、麻雀でよくあがれるベスト3の役満というのがこの大三元と国士無双、そして四暗刻(スーアンコー)となります。
それから字牌を使った役満に、四喜和(スーシーホー)という役があります。
四喜和には2つあって、ひとつが大四喜(ダイスーシー)といって、東、南、西、北の牌をそれぞれ3枚ずつ集めてコーツのしたものです。
つまり、東東東南南南西西西北北北という4つのコーツを風牌で揃えた役ですね。
そして四喜和のもう一つが、小四喜(ショウスーシー)と呼ばれるものです。
小四喜は上記の12個の風牌のうち1個少ないもののことで、3つの風牌と雀頭をつくる役のことです。
これらの四喜和は字牌をたくさん使う役なのですが、破壊力は抜群の役満になりますね。
待ちにも使える字牌の効果的な戦術とは?
そして字牌の効果的な使い方というのが、待ちに利用するということです。
字牌はコーツになると力を発揮しますが、1牌だけしかないと孤立することが多いです。
そのため、特にオタ風はすぐに捨てられることが多いですよね。
ですからテンパイした時にその牌で待っていれば、あがれる可能性が高いということです。
また字牌というのは、国士無双13面待ち以外ではなかなか複数の待ちにしにくく、とりわけ字牌はタンキ待ちになることが多いんですよね。
それでも中張牌と違って字牌のタンキ待ちは戦術のひとつとして使っていきたいですね。
ですから私は配牌で字牌の孤立牌があってもすぐに切ることはしないで、一九牌の孤立牌の方を先に切るようにしています。
特にヤクハイが孤立牌のときは、なるべく長く持つようにして重なるのを待ったり、他のメンツが完成するまで持つこともあります。
またヤクハイはすぐに切らないことで、他のプレーヤーのポンを阻止するという狙いもあります。
相手にポンされてしまうと相手の手が進んでしまうので、相手の手を遅らせるためにもヤクハイはなるべく遅く捨てています。
まとめ
ここでは、麻雀の字牌の使い方を解説しました。
字牌は最初のうちは使いづらい牌だと感じるかもしれませんが、麻雀の経験を積んでいくうちにその使い方や効果がわかってくると思います。
字牌はたくさん集めると点数の高い役を作ることができますので、字牌を使ったいろんな役を覚えておきましょうね!