麻雀では、どんな人でもあがることもあれば、振り込むこともあります。
麻雀をやっていて振り込んだことがないという人はいないはずです。
「最初から振り込んだらもうやる気が出ない…」
そう思ったことはありませんか?
でもそんなことを思ったらダメです。
麻雀は一度や二度振り込んだくらいで負けが決まるものではありません。
たとえ振り込んだとしても、次にあがって巻き返せばいいだけのことです。
麻雀は通常、半荘をやるとだいたい勝負は8回ありますよね。
それを全部あなたがあがろうとするのは無理な話であって、8回の勝負のほとんどは相手3人があがるのが普通なんです。
ですから当然8回が終わるまで勝敗はわからないし、よほどのことがないかぎり勝ちや負けが確定することはないんですね。
そこが麻雀の面白さでもあり、奥が深いところでもあります。
それでは、麻雀で振り込んだときでも落ち込んではいけない理由を解説したいと思います。
こちらは約7分の解説動画となっています。↓↓↓
麻雀では競った展開になることが多い
麻雀は自分の他に相手が3人いるわけですから、4人で競い合う競技なんですね。
そして実際の麻雀では、生身の人間4人で戦うわけです。
ですから相手がプログラムされたCPUでなければ、配牌でいきなり役満ができてるとか、ツモがマンズしか来ないなど、偏った事象は起こらないのが普通です。
実際の麻雀をやっていて配牌で字牌だけの四暗刻(スーアンコー)ができてたら、嬉しいを通り越して、引きますよね。「なんだこれ?」って思ってしまいますよね。
麻雀ゲームなんかだとエンターテインメント性を出すために、そのようなありえない現象がバンバン起こって大きな点数を取ることができたりします。
ですが、実際の麻雀では大きなひとり勝ちというのは少ないことなんです。
だいたいの場合は、点差の開きが少なく競ったゲーム展開になることが多いんですね。
よく麻雀ではオーラスで、親満の直撃が必要とかハネ満ツモが条件などといったりしますよね。
それは、トップになれる人がまだまだいますよっていう意味なんです。
ですからトップになる条件が残っているうちは、諦めたり落ち込んでいてはいけませんね。
オーラスでないかぎりまだ次の局がある
麻雀では1半荘につき、だいたい8局あります。
ですから、たとえ振り込んだとしても、オーラスでないかぎり次の局があるんですね。
そして新しい局が始まれば、あなたには新しい配牌が配られ、4人とも一から役作りをするわけです。
つまり、局が新しくなるごとに仕切り直しをするんですね。
局が新しくなれば、今までとはまったく違ったゲーム展開になりますから、落ち込んでる暇はないのです。
一局ごとに局面が全く変わるのですから、1半荘では8通りの展開があるんですね。
これは8回のチャンスがあるということです。
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ですから麻雀では、終わった局よりも次の局のことを考えなければいけません。
チャンスが残っているかぎり逆転を狙いにいくということは、対局者として当然のことですね。
なので終わった局に関しては、対局が終わった後で家に帰って一人でビール飲みながら思い返してみたり、休日に友人を呼んで麻雀の勉強会でもやったらいいんです。
ですから、とにかく対局中は過去の終わった対局のことを考えてはいけません。
つねに新しい局のことだけを考えることが大事なんですね。
オーラスでは最後の切り札を使える
麻雀には最後の切り札がありますね。
オーラスの一局だけで逆転できる役といえば、そう、役満ですね。
麻雀には役満というものがあって、これは最後の最後に逆転したい人のために用意されている役なのですね。
もし役満を出すことができれば、ラスからでも急上昇して一気にトップになることもできます。
ですからオーラスになったら、思い切って最後の切り札を狙いに行きましょう。
幸い、役満の種類はたくさんあります。
どれも簡単に作れるものではなく、実際に役を完成させることは難しいですが、狙いにいくことは誰でもできることです。
役満はまずメンゼンで狙ってみる
麻雀で役満を狙うときの一つのコツなのですが、初めはメンゼンで狙いにいくようにしましょう。
メンゼンとは、「鳴かないこと」という意味ですね。
ですからポンやチーをせずに役満作りを進めていくんです。
ではなぜメンゼンで狙いにいくのがいいのでしょうか。
それは、役満でもっとも出しやすいといわれている国士無双(こくしむそう)と四暗刻(スーアンコー)がメンゼン役だからです。
国士無双と四暗刻は鳴いたら成立しない役ですよね。
ですからもし鳴いてしまうと、国士無双と四暗刻の役の可能性をつぶしてしまうわけですね。
この2大役満を失ってしまうことは、すごくもったいないことなんです。
確かに鳴いたとしても、まだ四喜和(スーシーホー)や字一色(ツーイーソー)などあがれる役はありますが、国士無双と四暗刻に比べると、作るのがはるかに難しい役なんですね。
ですから、作りやすい国士無双と四暗刻の可能性を残すためにも、よほどのことがないかぎり、役満はメンゼンで狙いにいくようにしましょう。
まとめ
ここでは、初心者が麻雀で振り込んでも落ち込んではいけない理由について解説しました。
<振り込んでも落ち込んではいけない3つの理由>
・麻雀では競った展開になることが多い
・オーラスでないかぎりまだ次の局がある
・オーラスでは最後の切り札が使える
麻雀ではたとえ点差が開いてもなかなか勝ちや負けが確定することはなく、最後までもつれることが多いです。
ですからたとえ振り込んだって、落ち込んでいる暇はないですよ!