ウーピン(5筒)を使う役とは?麻雀のローカル役と雑学7選!

 

あなたは麻雀の役をどれくらい知っていますか?

麻雀役というのは基本的な役のほかに、あまり知られていない役のローカル役というのがあります。

 

そのローカル役というのは、一部の地域しか使われていなかったり役の定義があいまいだったりするので、あがり役として認めてもらえない場合が多いです。

 

このローカル役の中では、特別に扱う牌や他のものに見立てる牌があります。

 

例えばウーピン(5筒)です。ピンズの5ですね。

このウーピンの牌を使った役では、通常の役とは別に特別な役があります。

 

普段は何気なく使う牌でも、特別な意味を持つ場合もあるんですね。

 

そこでここでは、このウーピンを使ったローカル役をご紹介したいと思います。

 

こちらは約8分の解説動画となっています。↓↓↓

ウーピン(5筒)を使うローカル役と雑学7選!
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たくさんの車輪が並ぶ「大車輪(ダイシャリン)」

 

まずはピンズで作る比較的有名な役「大車輪」ですね。

大車輪はピンズの2~8までの牌でリャンペーコーを作った形になります。

 

大車輪の牌姿は以下のようになります。

ここでは、ウーピンを含めそれぞれの牌を車輪に見立てているんですね。

 

この役はメンゼンのみ成立する役ですが、牌の並びはすごくキレイですよね。

 

この大車輪の役は、一般でもチンイツ・タンヤオ・ピンフ・リャンペーコーとなり、11翻の三倍満となります。

 

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大車輪はピンズで作る役ですが、同じような牌の形をマンズやソーズで作った時もそれぞれ役があり、萬子の場合を「大数隣(だいすうりん)」ソーズの場合を「大竹林(だいちくりん)」といいます。

 

このようにウーピンをチンイツの中で使うと、牌がキレイに並んで美しいですよね。

リンシャン牌で花が咲く「五筒開花(ウーピンカイホー)」

 

五筒開花という役は、嶺上開花(リンシャンカイホー)の特別な形となります。

 

嶺上開花はカンをした時、リンシャン牌のツモであがることですよね。

この嶺上開花をあがるにはカンをした時テンパイしていなければならず、そしてリンシャン牌であがり牌を引かなければならないとても難しい役です。

 

そして五筒開花という役は、嶺上開花であがる時にウーピンをツモった場合に成立します。

つまり、ウーピンで嶺上開花をあがると五筒開花になるわけですね。

 

これはウーピンを「花」に見立てて、ちょうどリンシャンで花が咲いた様子を表しているんですね。

 

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美しい自然を表す「花鳥風月(かちょうふうげつ)」

 

麻雀のローカル役に「花鳥風月」という役があります。

花鳥風月の言葉の意味は「自然の美しい景色」のことです。

 

この花鳥風月にもウーピンが使われています。

この役ではウーピンが「花」、イーソーが「鳥」、風牌である東が「風」、イーピンが「月」をそれぞれ表しています。

それでこれ全体で、花鳥風月となるんですね。

 

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ウーピンは先ほどの五筒開花と同じように、「花」に見立てて表されているんですね。

四季折々の景色が美しい「風花雪月(ふうかせつげつ)」

 

そしてまたローカル役には先ほどの花鳥風月と似たもので、「風花雪月」という役があります。

風花雪月の言葉の意味は、「四季折々の自然の美しい景色のこと」を表しています。

 

この風花雪月の役は次のようになります。

この役は、風牌である東が「風」、ウーピンが「花」、三元牌の白が「雪」、イーピンが「月」を表しています。

 

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この役の中でもウーピンは「花」の意味として使われてますね。

ウーピンを使った役をいくつか考えてみました

百の花が咲き誇る「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」

百花繚乱という言葉には「いろいろな花が咲き乱れること。また、秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること。」という意味があります。

 

この百の花が咲き乱れる様子をピンズを使って表します。

百花繚乱の役は次のようになります。

この役は百の花ということで、ピンズの牌の数の合計が100になっています。

 

ローカル役に、マンズを使った「百万石(ひゃくまんごく)」という役があるのですが、それのピンズ版になります。

 

この百花繚乱の役は、チンイツの中でウーピンを使うことでとても美しい花々を表現していますね。

紅い花と緑の柳が美しい「花紅柳緑(かこうりゅうりょく)」

花紅柳緑という言葉は「人が手を加えていない自然のままの美しさのこと。」という意味があります。

これは、春の美しい景色や色とりどりの華やかな装いを表すときにも用いる言葉ですね。

 

この花紅柳緑の役は次のようになります。

花紅柳緑の役ではウーピンが「花」、字牌の中が「紅」、ソーズの9が「柳」、字牌の發が「緑」を表しています。

手の届かない場所に花が咲く「高嶺之花(たかねのはな)」

高嶺の花という言葉には「遠くから見るだけで、手に入れることのできないもの」という意味があります。

 

先ほど、リンシャンで咲く花としてウーピン(五筒開花)を紹介しましたね。

 

今回は、ウーピンがドラ表示牌に出たときに高嶺の花とします。

 

麻雀では、ドラ表示牌にあるウーピンを手にすることはできません。

ですから嶺上(リンシャン)牌のある王牌(ワンパイ)を高嶺と見立てて、そこに咲く花をウーピンで表します。

ドラ表示牌のウーピンは、まさに高嶺に咲いている花のように見えますよね。

 

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このようにウーピンがドラ表示牌になったときに嶺上開花をあがることを「高嶺之花」といいます。

なので高嶺之花は嶺上開花の特別な場合ということですね。

まとめ

 

ここではウーピンを使う麻雀の役についてを解説しました。

 

<ウーピンを使う役>

・大車輪(だいしゃりん)

・五筒開花(ウーピンカイホー)

・花鳥風月(かちょうふうげつ)

・風花雪月(ふうかせつげつ)

・百花繚乱(ひゃっかりょうらん)

・花紅柳緑(かこうりゅうりょく)

・高嶺之花(たかねのはな)

 

ウーピンはローカル役では「花」に見立てるものが多かったですね。

それだけウーピンは美しく、みんなに愛されている牌だということかもしれませんね。

 

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